「同級生から暴力」父親が被害届…浜松中2自殺
読売新聞 2013年5月31日(金)20時51分配信
浜松市中区で昨年6月、いじめを受けていた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自宅マンションから飛び降り自殺した問題で、生徒の父親(48)が31日、自殺前に同級生らから暴力をふるわれていたとして、静岡県警浜松中央署に被害届を提出した。
同署幹部は「遺族の意向を踏まえて適正に捜査する」として、関係者から事情を聞く方針。
父親は報道陣に「駄目なものは駄目と大人がはっきり言わない限り、いじめはなくならない。学校は指導できないから、警察にしてもらうしかない」と話した。
市教委の第三者調査委員会が昨年12月に公表した報告書によると、生徒は同級生らから教室で蹴られたり、たたかれたりしていたほか、塾で自転車を倒されるなどのいじめに遭っていた。