女性教諭を減給処分 バスケ部員13人に34回体罰7人けが
スポーツニッポン 2013年7月12日 17:14
大阪府教育委員会は12日、同府和泉市立中のバスケットボール部で顧問を務めていた女性教諭(57)が女子部員13人に対し計34回の体罰を繰り返したとして、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。うち7人が鼻血を出したり、舌や口の中を切ったりするなどのけがを負った。
府教委によると、女性教諭は2011年8月、他校との練習試合中に、当時1年生だった女子部員のプレーの精度が落ちてきたと感じ、右手で左右の頬を計5回たたいたほか、手に持っていた水筒の底で頭をたたいた。
このほか13年1月まで、この部員を含む13人に対し、髪を引っ張ったり、足を蹴ったりするなどの体罰を加えた。同年2月に、保護者から和泉市教委に連絡があって発覚したという。
このほか、JR京都駅に停車中の電車内で、女子大生のスカート内をスマートフォン(多機能携帯電話)で盗撮したとして、京都府迷惑行為防止条例違反罪で略式起訴され、罰金30万円を納付した大阪府高槻市立小の男性教諭(29)を停職6カ月とした。男性教諭は12日付で依願退職した。