「頑張る姿に情が…」教諭が答案改ざん、正答に

「頑張る姿に情が…」教諭が答案改ざん、正答に
読売新聞 2013年11月20日(水)20時5分配信

 岐阜県各務原市立蘇原中学校で、2年生の数学を担当する男性教諭(29)が中間テストの生徒43人の答案を改ざんしていたことが20日わかった。

 誤答を正答とし、点数を上乗せしていた。男性教諭は「頑張っている生徒の姿を見て情がわいた」と事実を認めているという。

 同校によると、男性教諭は15日に行われた後期中間テストの5クラス178人の答案を自宅で採点。うち3クラス43人の答案の一部を書き換えるなどして2〜10点かさ上げしていた。生徒が消しゴムで消していなければ正答だったはずの「惜しい解答」に正答を書き加えていたという。

 返却された答案に疑問を感じた一部生徒が申し出て発覚。同校は19日に臨時の全校集会を行って生徒全員に謝罪した。県教委は男性教諭の処分を検討している。

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