「質問ない」から非公表、市教育長が陳謝 長井南中体罰問題
山形新聞 2013年8月8日(木)11時36分配信
長井市教育委員会は7日、市議会全員協議会で、長井南中バレーボール部元顧問の男性教諭(33)の体罰が計14件に上ることなど、同校で確認した事案を全て公表した。
これまで市議会に一部しか公表していなかった理由を「県教育委員会の公表内容に沿った形で報告した。元顧問の体罰件数については質問がなかったため説明しないままになった」とし、加藤芳秀市教育長らが陳謝した。
同校での体罰は、部員に鼓膜損傷のけがを負わせたバレーボール部元顧問のほかに30代男性教諭、40代男性教諭の事案が確認されている。
市教委によると、3教諭の2009年度から12年度までの体罰件数、被害生徒数は元顧問が14件、延べ17人。30代男性教諭は2件、2人。40代男性教諭は5件、5人。計21件のうち4件は元顧問による部活動中の体罰で、17件は生徒指導中のものだった。内容は元顧問が「頬を数回平手でたたき、口が切れて出血した」、30代男性教諭は「頭や頬を平手打ちした」、40代男性教諭は「頭をサンダルで2回たたいた」など。
議員からは「聞かれなかったから言わなかったというのは許されない」「過去に体罰事案を確認した時にどのように対応したのか」「県教委に追随するだけでなく、積極的に改革を進めるべきだ」などと、市教委の姿勢を厳しく問う発言が相次いだ。