朝鮮学校補助金問題、拉致問題啓発グッズ 13年度は支給せず/川崎市

朝鮮学校補助金問題、拉致問題啓発グッズ 13年度は支給せず/川崎市
カナロコ by 神奈川新聞 2013年9月12日(木)0時0分配信

 川崎市は11日、朝鮮学校在籍児童の家庭に支給している補助金を減額し、拉致問題の啓発グッズを“現物支給”した昨年度の方式を、本年度は実施しない方針を示した。13年度当初予算にも約700万円を計上しているが、執行するかどうかは未定で、「社会情勢を考慮しながら適切に対応したい」と述べるにとどめた。同日の市議会本会議で、自民党の橋本勝氏(多摩区)の代表質問に答えた。

 市側は現物支給の理由を「拉致問題が風化しないよう、機会があれば読んでもらいたいとの思いで配布した」と説明。受け取った保護者からの反応については、「市の考えを説明し、一定の理解をいただけたと考えている」と述べた。

 同市内にある朝鮮学校は2校。市はこれまで、授業料の一部を支援する名目で児童1人当たり3万6千円を半年ごとに支給していた。

 しかし、北朝鮮の核実験を受けことし2月、市は現物支給の方針を打ち出し、2012年度下半期分の支給を3万円に減額した。減額分を用いて、拉致被害者横田めぐみさんの両親で同市内在住の横田滋さん早紀江さん夫妻の著書3冊と、横田さんの支援団体が作成したDVD2枚を購入、計64世帯に配布した。

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