福岡・北九州市で起きた中学生殺傷事件で、容疑者の男が近く鑑定留置されることがわかりました。 2024年12月、北九州市小倉南区のファストフード店で中学生の男女2人が刃物で刺され、女子生徒が死亡し男子生徒も重傷を負いました。 殺人容疑で再逮捕された平原政徳容疑者は、女子生徒を刺した行為と殺意の両方を否認しています。 捜査関係者によりますと、平原容疑者の精神鑑定を実施するため、近く鑑定留置が行われるということです。 捜査本部や検察は、平原容疑者の刑事責任能力に問題はないとみていますが、起訴された場合、裁判員裁判で責任能力が争点の1つになることを見据え、精神鑑定の必要があると判断したとみられます。