《東京女子医大の“女帝”逮捕》好きなのはベンツ、レオナール、ココイチ…岩本絹子容疑者の素顔と事件の核心「不正資金のロンダリング手口」

2025年1月13日、成人の日を迎えた朝に、東京都江戸川区の自宅にいた東京女子医科大学の元理事長・岩本絹子容疑者(78)は、警視庁捜査二課に背任容疑で逮捕された。 桜田門にある警視庁に連行された岩本容疑者は、ワンボックスの3列目シート中央に座っていた。報道陣に気づくと、岩本容疑者は素早く前に屈んで顔を隠す。女帝として君臨していた時の威厳は消えていた。 かつて名門と言われた女子医大の経営トップ逮捕を、新聞やテレビは一斉に報じているが、捜査関係者からのリークを競っている感も否めない。この問題を最初から報道してきた筆者としては、事件の核心とは何か、そして女帝の不正を世に知らしめて逮捕に繋がった勇気ある内部告発者についてお伝えしたい。

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