去年(2024年)11月、熊本県人吉市で倉庫が全焼して一部の民家も燃えた火事で、20代の男が火をつけたとして再逮捕されました。 現住建造物等放火未遂と非現住建造物等放火の疑いで再逮捕されたのは、人吉市下原田町(の土木作業員、尾方隼人(おがた はやと)容疑者(28)です。 尾方容疑者は去年11月20日午後10時40分ごろ、自宅近くで60代の男性が所有する倉庫に火をつけ、鉄骨2階建ての倉庫、約70平方メートルを全焼させ、隣接する民家の一部も燃やした疑いがもたれています。 けがをした人はいませんでした。 警察によりますと、現場に火の気はなく、防犯カメラの映像などから尾方容疑者の関与が浮上しました。 尾方容疑者は去年11月以降、窃盗の疑いで2回逮捕・起訴されていて、警察の調べに対し「私は放火をしていません」と容疑を否認しています。