韓国の尹錫悦大統領(64)は、つい先日まで丘の上の大邸宅に住み、頻繁にパーティーを開く暮らしをしていた。国のトップとして、常に警護チームに守られてもいた。 だがいまの彼は、約10平方メートルの独房で一人、麺類やキムチスープなどの質素な食事をとり、床で寝ている。 これが、1月19日に内乱罪の容疑で逮捕された尹が直面する新しい現実である。 先月に宣布した戒厳令をめぐって捜査されている尹は、15日からソウル拘置所に収監されている。現職大統領で身柄を拘束されたのも逮捕されたのも、尹が韓国史上初めてとなった。 検察は拘束期限の2月7日までに起訴するかどうか判断する見込みだ。有罪となれば、無期懲役または死刑が言い渡されるだろう。