「懲戒処分は無効」一関修紅高の元教諭ら提訴
2009年4月22日6時12分配信 河北新報
組合活動を理由にした懲戒処分は無効だとして、一関修紅高(一関市)の元教諭男性(46)=北上市=ら4人が21日までに、運営する学校法人「第一藍野学院」(山梨県)に懲戒処分の取り消しなどを求める訴えを盛岡地裁に起こした。
訴状によると、元教諭らは昨年7月、教職員組合の街宣活動で、藍野グループが運営する東北文化学園大(仙台市)の正門前でビラ配りなどをした。藍野学院は同月末、教職員の資質を欠き、法人の社会的信用を失わせた行為だとして、1人を解雇、3人を出勤停止の懲戒処分にした。
教諭側は「街宣活動は団体交渉に応じてもらい、学校の教育を守るよう訴えた正当な行為で、処分は懲戒権の乱用だ」と主張。藍野学院は「担当者が不在でコメントできない」としている。
盛岡地裁は3月、解雇処分取り消しを求めた元教諭の仮処分申請を認めている。
ビラ配りをめぐっては学園大などが昨年9月、「大学の業務を妨害し、名誉と信用を失墜させた」として、教職員組合に計600万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こし、係争中。