「毎朝5時台に三輪車をふかして起こされた」集積所でゴミを覗き込む姿も【長野駅前3人殺傷事件】近隣住民が語る矢口雄資容疑者 通り魔事件の「解決」に広がる安堵の一方で児童の見守り登校続く

長野市の玄関口で起きた凶行。 JR長野駅前で男女3人が刃物で襲われ、1人が死亡、2人が重軽傷を負った事件は、発生から5日目の26日朝、市内に住む46歳の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。 容疑者が逮捕されるまで厳重な警戒が続いたこの週末、平穏な街の様子は一変しました。 上空を飛行する県警のヘリコプター。 市街地をまわって、警戒にあたる警察車両。 週末の長野市内は緊張に包まれました。 森記者: 「事件から初めての週末を迎えた長野駅です。近くの店の人などに聞くと普段の週末と比べ、やや人通りは少ないということです」 25日の土曜日。 事件後、初めての週末を迎えた長野駅前。 行き交う人は少なく、外国人観光客の姿だけが目立ちました。 県警は、他県の警察にも応援を要請し、市内での警戒を強化しました。 長野市の教育委員会では、中学校の部活動についても原則行わないよう、要請しました。 現場近くのデパートでは店舗入り口に警備員を配備。 店内の警備を強化し、安全確保に努めました。 ながの東急百貨店 栗田慶さん: 「お客様の安心・安全を第一に考えまして」 「まだ犯人が捕まっていない状態でございますので、お客様はもちろん従業員にも注意を促したい」 地域全体が緊張感に包まれた中で迎えた26日。 捜査本部の会見: 「本日、被疑者を殺人未遂罪で通常逮捕いたしました」 警察は市内の自宅にいた矢口雄資容疑者を逮捕しました。 近所に住む人は、容疑者の逮捕に、安堵しながらも、近くに潜んでいたことを驚いていました。 住民: 「あまりに容疑者が近くにいすぎたのでびっくりした」 「子どもたちが少しホッとするのではないか」 一方、以前から矢口容疑者とみられる男の、不審な行動も目撃されていました。 住民: 「三輪車みたいなのがあるじゃないですか。毎朝5時台とかに5分、10分ふかしてから行くので起こされてうるさいなと思っていた」 矢口容疑者の自宅前のゴミの集積所でも…。 住民: 「回収にくる前だと思います。6時半くらいだったかな、気持ち悪いですよね」 記者: 「(ゴミを)入れるわけじゃなくて覗いていた?」 住民: 「覗いていた」 住民: 「よかったです、ずっと心配だったのでよかったです。ホッとしました」 住民: 「今日どうしても出かけなきゃいけない用事があったので、どうしようかなと思ったんですけど、とりあえずつかまってホッとしてます」 長野駅前の献花台には26日、荻原長野市長や阿部知事も訪れました。 荻原市長: 「犯罪被害者の方にしっかり寄り添いながら、対応できる準備はしていきたいと思っています」 阿部知事: 「県民の皆様がたが安心して日々の生活を送っていだけるように努力していきたい」 中嶋記者: 「犯人逮捕を受けて長野駅前には、きのうまでと比べ人出が増えているように感じます」 事件後、およそ120のテナントが入る駅ビルでは、閉店時間を早めるなど、対応を迫られましたが、26日から通常営業に戻りました。 容疑者の逮捕を受けて現場近くの飲食店は、胸をなでおろしていました。 小木曽製粉所 内田敦文さん: 「とりあえずは一安心というところがありますね。私たち働く者も駅に非常に近い場所だったのでスタッフに来てもらうことが不安(だった)」 逮捕から一夜明けた27日朝。

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