岩手県警察学校で卒業式が行われ、新人警察官が新たな一歩を踏み出しました。 卒業式には、10カ月にわたって逮捕術や法律など必要な技能や知識を学んだ初任科長期課程の41人が出席し、一人ひとりに卒業証書が手渡されました。 また卒業生を代表して佐々木温也巡査が答辞を述べました。 久慈市出身で釜石署に配属される小袖雛子巡査は、東日本大震災で被災した経験から復興の力になりたいと警察官を志しました。 紫波町出身で久慈署に配属される坂本子龍巡査は、在学中に被災地を訪れたことがきっかけで沿岸の警察署で勤務することを希望しました。 卒業生は各警察署に配属され、3月3日から勤務が始まります。