わいせつ教師:女子生徒と関係3年半 懲戒免職 横浜で

わいせつ教師:女子生徒と関係3年半 懲戒免職 横浜で
2005年3月28日 毎日新聞

 担任する女子生徒と3年半に渡って性的関係を持ったとして、横浜市教委は28日、市立横浜商業高校定時制(南区、野房政雄校長)=今月で閉校=の男性教諭(40)を懲戒免職とした。同市教委の懲戒処分は今年度21件目(うち懲戒免職は3件)。わいせつ行為での処分は3件目となる。

 市教委によると、男性教諭は同校に赴任した直後の01年5月から、友人関係などについて当時1年生だった女子生徒から校外で相談を受けていた。その後、同年8月から性的関係を持つようになり、04年11月まで関係を続けた。男性教諭が「家族に見つかった」と別れ話を持ちかけたため、女子生徒が今年2月に別の教諭に相談、発覚した。

 男性教諭は既婚者で01〜04年度の4年間、女子生徒の担任で、2年間は部活動の顧問だった。「生徒に迫られ、交際した。なぜ教諭と生徒の関係を越えてしまったのか分からない」などと話しているという。女子生徒は今月同校を卒業。市教委は「(女子生徒は)関係を持った時には18歳以上で、県の条例などには抵触しない」と説明している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする