今年に入り、動物虐待のニュースが相次いでいる。先月、広島県・竹原市の「ウサギの島」として知られる大久野島で、ウサギ2匹を足で蹴って死なせた25歳の男が逮捕された。また11日には、別のウサギをハサミで傷つけたとして再逮捕。男は容疑を認めているという。また6日には川崎市に済む49歳の男が、捕まえたハトをハサミなどを使って殺したとして逮捕。男はSNSに、ケージに入ったハトなどを虐待したり、頭部を切断する動画を投稿していた。 現在の動物愛護法は2019年に改正されたもので、動物を殺傷した場合は5年以下の懲役または500万円以下の罰金と、改正前(2年以下の懲役または200万円以下の罰金)と比べれば厳罰化が進んだといえるが、それでもまだ「動物殺しても最高が懲役5年なんて、軽すぎる」「動物の次は人間にエスカレートする。今の法律は生ぬるい」という声がSNS上でも見られている。「ABEMA Prime」では、動物愛護法改正時のプロジェクトのアドバイザーを務めた専門家などを招き、厳罰化の必要性について考えた。