侵入盗で学校事務職員逮捕 市教委「信頼を失墜 痛恨の極み」
12月23日17時50分配信 両丹日日新聞
京丹波町内の小学校に不法侵入したとして、建造物侵入、窃盗容疑で福知山市立惇明小学校事務職員、武田浩昭容疑者(39)=駒場新町=が19日、南丹署などに逮捕された。これを受けて同日夜、市教育委員会は、市民会館で緊急校園長会議を開いた。荒木教育長は「学校職員がこのような犯罪容疑で逮捕され、市民、保護者、子どもたちが教育に寄せる信頼を著しく失墜させた。あってはならないことで痛恨の極み」と悲痛の面持ちで訓示。再発防止と学校防犯体制の徹底を呼びかけた。
緊急会議の経過説明では、武田容疑者が19日朝から出勤しておらず、学校側が所在を探していたところ、逮捕されたとの連絡があったという。市教委は「一部報道によると、無施錠の窓から侵入し、教職員しか保管場所を知らない鍵を取り出していたとの情報がある」として、戸締まり徹底と、鍵や防犯システム解除カードなどの管理方法を、もう一度見直すことを求めた。
惇明小学校の端野校長は「保護者、子ども、市民に対して本当に申し訳ない。職員指導、学校管理を徹底したい」と深々と頭を下げた。
南丹署によると、武田容疑者は10月5日夕、京丹波町内の小学校に入り鍵1本を盗んだ疑い。福知山市内でも8月に北陵中、10月には金谷小で現金盗難事件が続けて起きていた。同署によると8月ごろから、福知山市、南丹市、綾部市などで約20件の類似事件が発生しており、関連について調べているという。