酒気帯び運転で事故起こした高校教諭を懲戒免職処分
NHK 島根県のニュース 2021年11月12日 16時42分
飯南町の高校に勤務する50代の男性教諭が、酒を飲んだ状態で車を運転し事故を起こしたとして、県教育委員会はこの教諭を12日付けで懲戒免職処分にしました。
懲戒免職の処分となったのは、飯南高校に勤務する池淵高史教諭(52)です。
県教育委員会によりますと、池淵教諭はことし5月、勤務中に500ミリリットルの缶チューハイを3本購入し、一部を飲んだ状態で部活動の指導を行ったあと、残りを飲んで自家用車を運転して出雲市の自宅に向かったということです。
その際、自宅近くの田んぼに転落する事故を起こし、警察が調べたところ基準値を超えるアルコールが検出されたことから、先月28日、出雲簡易裁判所から酒気帯び運転で略式命令を受けていたということです。
この事故によるけが人はいませんでした。
池淵教諭は事故のあと、自宅謹慎となっていましたが、県教育委員会は12日付けで懲戒免職の処分にしました。
池淵教諭は「地域の方の信頼を裏切ることになり申し訳ない」と話しているということです。
県教育委員会は「模範となるべき教職員としてあってはならないことで申し訳ありません」と謝罪したうえで、再発防止を徹底していくとしています。