重度知的障害の女子生徒を平手打ち 養護教諭を減給
2008/08/28 21:26更新 産経新聞
埼玉県教育委員会は28日、重度の知的障害がある女子生徒(16)の顔を平手打ちしたとして、県立騎西養護学校の男性教諭(43)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。生徒にけがはなかった。
県教委によると、教諭は6月10日、高等部の授業で男子生徒がパニック状態になった際、女子生徒が普段より大きな声を繰り返し出したことが原因だと思い込み、静かにさせようと両手をたたき、さらに顔を5回、平手打ちするなどした。
また県教委は、女子高生への痴漢行為で7月、県迷惑行為防止条例違反の現行犯で逮捕された男性教諭(34)を懲戒免職処分とした。