ひたちなかの児童買春:元中学教諭に懲役6月求刑−−地裁初公判 /茨城

ひたちなかの児童買春:元中学教諭に懲役6月求刑−−地裁初公判 /茨城
2009年3月10日14時2分配信 毎日新聞

 ◇起訴内容認める
 15歳の少女に現金を渡してみだらな行為をしたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の罪に問われたひたちなか市津田、元同市立勝田二中教諭、斎藤広志被告(47)=懲戒免職=は9日、水戸地裁土浦支部(千松順子裁判官)であった初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は「教務主任という立場を顧みず、言語道断だ」と懲役6月を求刑した。弁護側は「社会的制裁を受けている」と寛大な判決を求め結審した。判決は25日。
 論告などによると、斎藤被告は昨年10月6日、出会い系サイトで知り合った高校1年の女子生徒(当時15歳)が18歳未満と知りながら、土浦市内のホテルで現金2万円を渡し、みだらな行為をしたとしている。
 検察側は論告で、斎藤被告が出会い系サイトを使い18歳未満の女子高校生ら約20人にみだらな行為をしていたと主張した。斎藤被告は「被害者や生徒、同僚に申し訳ない」と謝罪した。【扇沢秀明】

3月10日朝刊

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