教え子とわいせつ卒業旅行 元中学教諭に実刑

教え子とわいせつ卒業旅行 元中学教諭に実刑
2009年3月9日15時22分配信 産経新聞

 教え子の女子生徒とわいせつな行為を繰り返したなどとして、児童福祉法違反の罪に問われた東京都台東区立中学元教諭、鈴木明被告(52)の判決公判が9日、東京家裁で開かれた。内田暁裁判官は「教育者、指導者の立場にありながら、個人的感情を優先して不適切な関係にのめり込んだ」として、懲役3年4月(求刑懲役6年)を言い渡した。

 内田裁判官は「教諭という圧倒的な影響力を及ぼして、心身が未発達な生徒とわいせつ行為に至った」と指摘。「教諭としての自覚や倫理観は欠落している」と指弾した。

 判決によると、鈴木被告は平成19年3月、「2人きりの卒業旅行をしよう」と女子生徒を誘い出し、栃木県那須町のホテルでわいせつな行為をした。

 鈴木被告は、同じ生徒の裸の写真を撮影したなどとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の罪にも問われ、東京地裁で懲役1年8月の実刑判決を受けている。

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