富山の中学教諭詐欺:起訴の教諭を懲戒免職−−県教委 /富山
2009年6月30日17時1分配信 毎日新聞
県教委は29日、教材費を水増し請求して差額をだまし取ったとして詐欺罪で起訴された富山市立堀川中教諭、正水和久被告(31)=富山市=を懲戒免職処分にしたと発表した。正水被告が事件当時に勤務していた氷見市立北部中の男性教頭(現県教委指導主事)についても、監督責任を問い書面で訓告した。
起訴状によると、正水被告は富山市の教材販売業、山崎兵吾被告(69)と共謀。06年7、11月の計2回、技術家庭科の授業で使う補助教材を購入する際、水増しした請求書を作成し計約60万円をだまし取ったとされる。
県教委は26日、正水被告と面会。事実を認めていることなどから処分を決めた。東野宗朗教育長は「県民の信頼を著しく損ない、深くおわび申し上げます」と謝罪のコメントを発表した。
県教委が県内の市町村教委に聞き取りしたところ、この事件以外に教材費を巡る不適切な事例は確認されていないという。県教委は今後、市町村教委などと連携し、再発防止策を考える検討会を発足させる予定。【蒔田備憲】
6月30日朝刊