千葉県教委は21日、元同僚の男性教諭に対する名誉毀損(きそん)やストーカー行為があったとして、県内の公立中学校の女性教諭(29)を免職の懲戒処分とした。 県教委教職員課によると、女性教諭は2022年6月~24年1月、元同僚らの写真や勤務先、退職を求める内容をX(旧ツイッター)に投稿。電子メールと合わせて30回以上繰り返したほか、投稿を削除するとして口座に送金させた。同2月に女性教諭の関係者が教頭に連絡して発覚した。 また、女性教諭は同8月に一般男性に対してアプリで「連絡をしてほしい」といったメッセージを約70回送信した。女性教諭の関係者が教頭に報告して判明した。 女性教諭はストーカー規制法違反の疑いなどで2度逮捕され、それぞれ不起訴処分となっていた。県教委の直接の聴取に応じていないが、異議の申し立てはないという。