国鉄マンの父見習え!息子が東武に嫌がらせ

国鉄マンの父見習え!息子が東武に嫌がらせ
2009年7月16日8時0分配信 スポーツ報知

 警視庁浅草署は15日までに、東武鉄道の特急電車でトイレの便器にトイレットペーパーを詰まらせたとして学習塾アルバイト講師・望月裕一容疑者(50)=埼玉県宮代町=を現行犯逮捕した。逮捕容疑は器物損壊と偽計業務妨害。旧国鉄に勤務していた父親をリスペクトする同容疑者は、約10年前から東武鉄道の職員の態度に不満を持ち「『出発進行』がなってねえ」などと約1200件ものクレームをつけていたという。

 「厳格、きちょうめん、潔癖だった(国鉄勤務の)父と比べ、東武の社員の態度は、しっかりしておらず嫌がらせでやった」

 浅草署によると、望月容疑者は13日午後3時45分頃、東武伊勢崎線赤城発浅草行きの特急「りょうもう28号」の先頭車両のトイレで、備え付けのトイレットペーパー2個を便器の排水口に押し込んで詰まらせ、同社の業務を妨害した疑い。6月から同じ車両で同じ被害が相次いでいたため、警戒中だった鉄道警察隊員と浅草署員6人が、トイレから出てきた同容疑者を現行犯逮捕した。

 大学卒業後、各地の学習塾を転々としながら講師を務めていた望月容疑者。06年から浅草駅近くの塾で小学生相手に英語を除く全教科を担当しており、月曜から金曜まで自宅最寄りの東武動物公園駅から必ず「りょうもう28号」に乗車して出勤していた。

 約40分の乗車時間。途中でトイレ個室にこもり用を足した後、網棚からペーパーを2ロール取り出し、芯ごと排水口に投入したという。それもただ流すのではなく、自らの腕を肩のあたりまで排水口に突っ込んで、管の奥の部分で詰まらせていた。「6月上旬頃から10回以上やった」と供述してる。

 望月容疑者は、約10年前から東武鉄道の職員に約1200件ものクレームをつけていた。電話や手紙、そして駅のホームでの直接の抗議。空調について「寒すぎる」「暑すぎる」と不平をもらしたり、アナウンスに文句を言ったりするのが定番だった。中には「『出発進行』の声と動作がなってねえ!」などと言いがかりをつけるケースもあったという。

 東武鉄道広報部は「多くのお客様にご迷惑をお掛けしていた原因が判明し、警察の方々に感謝しております」とし「容疑者の目にどう映ったのかは分かりませんが、当社としては乗務員や係員には適切な指導を行っております」と話している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする