3月28日に最終回を迎える『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)より、松山ケンイチのインタビューコメントが公開された。 本作は、浅見理都の同名漫画を実写化するヒューマンクライムサスペンス。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫っていく。広瀬すず演じる主人公・山下心麦とともに事件の真相を追う弁護士・松風義輝役を松山ケンイチ、 殺された心麦の父・山下春生役をリリー・フランキー、春生の部下・赤沢正役を藤本隆宏、心麦の運命を左右する週刊誌記者・神井孝役を磯村勇斗がそれぞれ演じる。 松山は松風としての芝居について、「さまざまな共演者と対峙する中で、それぞれの“間”をうまく引き出してもらえたので、すごくありがたかったです。撮り進めていくうちに、対峙する共演者からもらえる“間”や刺激によって、松風というキャラクターを演じられたと思います」とコメント。 最終回の見どころとしては、「“親子愛の美しさ”を受け取ってもらえたらうれしいです」とメッセージを寄せた。 【松山ケンイチ(松風義輝役)コメント】 ●松風を演じて 今考えると、松風は演じやすいキャラクターだったかなと思います。すずちゃんや(弁護士・波佐見幸信役の森崎)ウィンくん、(雑誌「週刊ジダイ」の記者・神井孝役の)磯村(勇斗)くんら、さまざまな共演者と対峙する中で、それぞれの“間”をうまく引き出してもらえたので、すごくありがたかったです。撮り進めていくうちに、対峙する共演者からもらえる“間”や刺激によって、松風というキャラクターを演じられたと思います。 ●松風と波佐見の掛け合いについて 全体的にシリアスな雰囲気で進んでいく中で、ウィンくんとはコミカルな部分を担当することが多かったですね。なので、シーンやセリフのやり取りでどうやってコミカルさを出していくか、“小学生時代からの幼馴染”という2人の関係性を表現するために何が必要なのか、撮影現場でよく話し合っていました。 ●久世正勝役・篠井英介の印象 篠井さんとは共演経験があったので、特に身構えることなく、自然に親子としていられた気がします。篠井さんはすごく柔らかく、繊細な表現をされる方。そのお芝居を受けると、僕自身の心が震えてくるんです。これまでもその魅力に感動してきましたが、改めて魅了されました。松風親子の雰囲気は、篠井さんに引き出していただいたので感謝しています。 ●福岡ロケについて 実際にお客さんがいらっしゃる屋台で撮影したのですが、すごく新鮮でしたし、面白い経験でしたね。屋台で提供されているメニューをいただけましたし、いい思い出になりました。 ●SNSで犯人考察や撮影現場からの情報共有を行っていたが、それらの投稿への反応は? ドラマを見てくださっている方や、原作を知っている方、さまざまな方にコメントをいただいています。一番はこのドラマをより多くの方に見てもらいたいという思いがあったので、少し違った角度から発信するように心がけました。楽しんでいただけていたらうれしいです。 ●最終回の見どころ 8話の終わりから、徐々に事件の真相が明らかになってきました。僕はすずちゃん演じる心麦と、リリー・フランキーさん演じる山下春生の親子のシーンがすごく好きですし、22年前の東賀山事件で死刑判決を受けている遠藤力郎(酒向芳)と、春生を殺害したとして逮捕されている友哉(成田凌)親子の結末も気になるところです。“親子愛の美しさ”を受け取ってもらえたらうれしいです。