「もともと、ただの泥棒ですよ」東京のキャバクラで560万円横領→西成に逃亡→逮捕…63歳の居酒屋店主が歩んだ波乱万丈すぎる半生

〈「あっという間に売れちゃう」早朝4時、若い女性が路上で買ったクスリの中身は…西成の“違法露店”で記者が目撃した“取引現場”〉 から続く 「日本三大ドヤ街」の一つで、全国最大の日雇い労働市場があると言われる大阪市西成区の釜ケ崎。ここで居酒屋を経営する宮本信芳さん（63）は、東京から逃亡し、西成に流れ着いた過去をもつ。発売中の書籍『 西成DEEPインサイド 』（朝日新聞出版）から一部を抜粋・編集して紹介する。（全2回の2回目/ 1回目 から続く） ◆◆◆