「学識足りない」と同僚の中傷文書配る 島根大が教授処分

「学識足りない」と同僚の中傷文書配る 島根大が教授処分
2009年7月31日12時32分配信 産経新聞

 島根大は31日、同僚の教授を中傷する文書を作成、配布したとして、生物資源科学部の50代の男性教授を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 島根大によると、教授は平成19年12月、同じ学部の60代の男性教授について「学識が足りない」などと中傷する文書を作成し、教員や学生約30人に配った。同僚教授からの申し立てを受け大学側が事情を聴いたところ、「学生の教育がちゃんとできるのかという思いでやった」と事実関係を認めたため、ハラスメント行為と認定、30日付で懲戒処分とした。

 島根大は「未然に防げなかったことを真摯(しんし)に受け止め、取り組みを強化していきたい」としている。

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