堀越学園・解散命令へ:医専後援会総会 緊急通知の答え示せず、理事長が無断で退席 学生ら批判の声 /群馬

堀越学園・解散命令へ:医専後援会総会 緊急通知の答え示せず、理事長が無断で退席 学生ら批判の声 /群馬
毎日新聞 2013年3月18日(月)11時15分配信

 学校法人堀越学園(高崎市、福田星人理事長)が運営する高崎医療技術福祉専門学校(高崎市下滝町)の後援会総会が16日夜、同校で開かれ、福田理事長が出席した。学納金納付を学生に証明することなどを求めた6日付の「緊急通知」について学生らが質問したが、福田理事長は具体的な答えを示せないまま、無断で立ち去った。出席した学生からは批判の声が上がった。
 総会には、委任状を含め全校生徒の3分の2以上に当たる47人の学生(家族)が出席。7日に登記が完了した福田理事長は、財務担当理事の関口葉子理事とともに席に付いた。09年1月に経営悪化が表面化してから、理事長が同後援会に出席したのは初めてという。福田理事長は「みなさまに多大な迷惑をかけているので、おわびする。質問には誠実に答える」と謝罪した。
 このあと質疑応答に移り、出席者から質問が相次いだ。領収書写しの送付を求めたことは、「ミスを少なくするため」と釈明。しかし出席者からは「納付しているのに、1年分金額が記されている。(納付が)わからないと全額請求している」などの事例も明らかにされた。
 一部の教科の授業ができず、1年は全額、2・3年は半額の学納金を返済することについては、「返金する現金はあるのか」「返金日と方法は」などの質問が出るごとに、福田理事長は隣にいる関口理事に財務内容を尋ねたが、具体的な答えをすることができなかった。その後「調整する」と退室したが、後援会幹部によると福田理事長はそのまま立ち去ったという。
 4年生の男子学生は「理事長は何をしに来たのか。無断でいなくなるなど、普通なら考えられない。堀越学園の混乱を象徴している」と話した。【増田勝彦】
3月18日朝刊

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