2年前も「運転手」、教諭ウソ供述で処分逃れ

2年前も「運転手」、教諭ウソ供述で処分逃れ
2009年8月21日7時56分配信 読売新聞

 神奈川県警茅ヶ崎署に窃盗容疑で逮捕された横浜市立六ツ川中学校の教諭が、2007年にも同容疑で平塚署に逮捕され、今回の事件と同様に運転手と名乗ったために市教委の処分を免れていたことがわかった。
 捜査関係者が20日、明らかにした。

 県立鶴嶺高校(茅ヶ崎市)から楽器を盗んだ疑いで13日に逮捕された小島建司容疑者(37)は当初、タクシー運転手と名乗ったが、新聞を読んだ六ツ川中生徒の指摘で、教諭と発覚した。捜査関係者によると、小島容疑者は横浜市立南戸塚中に勤務していた07年12月5日、平塚市のホームセンターでタンスを盗んだ疑いで現行犯逮捕された。当時も職業を運転手と供述し、同署は学校側に逮捕を連絡しなかった。この事件は不起訴(起訴猶予)となった。市教委によると、窃盗の事実があれば不起訴でも停職か免職の懲戒処分となる。

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