炎上する車から火だるまの男が…ショッキングな映像が拡散、アムステルダム中心部で「車両爆発」事件が発生

オランダの首都アムステルダム中心部の広場で、車両が爆発する事件が発生した。警察によると、運転手は自ら火をつけたと見られるという。現場で撮影された映像には、広場に入ってきた車が爆発し、その車内から身体に火がついた人物が転がり出てくる瞬間も収められている。 今回の事件の動機はまだ明らかになっていないが、警察は車を運転していた50歳のオランダ人の男を逮捕したと発表した。この場所では、1週間前にも5人が負傷する刺傷事件が起きており、テロとして捜査が行われている。 ソーシャルメディアに投稿された監視カメラの映像には、小型の赤い車が、人々で賑わうダム広場にゆっくりと入っていく様子が映っている。その後、車は停止し、車内で爆発が起きたと見られ、近くにいた人々は逃げ出した。 目撃者が撮影した別の映像には、炎上する車のそばで、体に火がついて衣服が焼け落ちた男が、よろめきながら歩き回り、その後消防隊員によって消火される生々しい様子が捉えられている。 アムステルダム警察は、「車両が炎上しているため」ダム広場を封鎖し、車の運転手が治療を受けていると発表した。警察はXの投稿で「火災の原因は依然として不明」とし、「運転手が自ら火をつけた疑いがある」と述べた。 ■「現実とは思えない」目撃者が語る衝撃の瞬間 警察によると、陸軍の爆弾処理班が現場に派遣され、車内の可燃性物質について調査した。また、「監視カメラの映像によると、ダム広場での火災は車内での爆発によって発生した。当時、車両の近くにはかなりの数の人がいた。現時点では、負傷者は確認されていない」と説明している。 目撃者のある男性は、オランダ紙「デ・テレグラフ」に対し、爆発の直前に道路を渡っていたところ、事件を起こした車にあと3メートルのところでひかれそうになったと語った。「ガラスが私たちの首に飛び散った」と男性は述べた。 男性が振り返ると、車両が燃えていて、運転手がまだ中にいるのが見えた。「現実とは思えなかった。彼が炎に包まれていたからだ。燃える車の中にいた彼は、這い出てきて、狂ったように歩き回っていた」 ダム広場で働く店の警備員は同紙に、「彼は自ら火をつけた。彼が燃えながら車から出てくるのが見えた。ズボンは足首まで落ちていて、下着姿でよろめきながら歩いていた。消防隊が消火した」と語った。 アムステルダムは3月27日にも、ダム広場付近の賑やかな商店街で、男が刃物で5人を刺し、重傷を負わせる事件が起きている。容疑者はウクライナ東部ドネツク州出身の30歳の男で、検察当局は、この事件をテロとして扱っていると発表した。 容疑者は数分間にわたって人々を襲い、通行人によって取り押さえられた。被害者は、米国人の67歳の女性と69歳の男性、ベルギー人の73歳の女性、ポーランド人の26歳の男性、アムステルダム在住の19歳のオランダ人女性と確認された。

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