4月8日未明、静岡県内の病院で看護師にけがをさせたとして、44歳の女性が傷害の疑いで現行犯逮捕された。驚くべきことに、その人物は「自称・広末涼子」だと一斉にメディアで報じられたのだ。 「女性は自ら、『俳優の広末涼子』だと名乗ったといいます。広末容疑者に『自称』を付して報じられているのは、逮捕時に免許証など身分を証明するものを所持していなかったから。しかし、その後、警察によって身元が確認されたといいます」(全国紙記者) 最近では、3月29日、30日に台湾・高雄で行なわれた音楽フェス『大港開唱Megaport Festival』に出演したばかりの広末。フリフリの真っ赤なドレスに身を包み、代表曲『MajiでKoiする5秒前』などを熱唱し、日本でも話題になっていたばかりだが……。 衝撃が走っているのは、そうしたイメージを覆すようなトラブルの顛末だ。そもそもの発端は、事件の約5時間前に発生した交通事故だという。 報道によれば、広末容疑者は7日の午後7時前、静岡県掛川市の新東名高速道路を乗用車で走行中に大型トレーラーに追突。乗用車にはマネージャーを名乗る男性も同乗していたが、別々の病院に搬送されたという。 「事故現場では広末さんが落ち着きのない様子を見せていたため、警察官が搬送先の静岡県島田市内にある病院に事情を聞きに行ったところ、暴れていたというのです。彼女は治療を待っている間に、看護師の女性を蹴ったり、腕をひっかいたりするなどの暴行を加え、軽いけがをさせた疑いがもたれています。 広末さん本人も擦り傷などの軽傷を負っているそうですが、受け答えや会話は可能。重傷ではなく、命に別条はないと聞いています。また、運転していたのが広末さん本人なのか、もしそうであれば運転時に免許証を携帯していたのかどうかなども明らかになることで、今後の展開は変わってくるでしょう」(前出・全国紙記者) 警察では動機や経緯について捜査中だというが、広末容疑者が起こした事件にXでは驚く声が広がっている。 《えぇ!?あの広末さんが!? 一体何があったの!?》 《自称広末涼子が看護師に暴行で逮捕って、広末涼子を名乗るヤバい人なのかと思ったら本人だった。どのみちヤバい》 《広末涼子せっかく仕事ちょこちょこ復帰してテレビでも見かけるようになったところなのになぁ…》 事件を受けて、広末容疑者が代表取締役を務める個人事務所「株式会社R.H」は公式サイトに声明を発表。 《このたび、弊社代表取締役の広末涼子が逮捕されました》と書き出し、《4月8日静岡県内にて本人が運転する車による交通事故を起こし、搬送先の病院において一時的にパニック状態に陥った結果、医療関係者の方に怪我を負わせてしまいました》と報道を認めた。 また、《本人は当面の間すべての芸能活動を自粛する運びとなりました》ともアナウンスされ、再び表舞台から姿を消してしまうことになりそうだ。 「広末さんは’23年6月に人気シェフの鳥羽周作氏(46)とのW不倫が報じられ、当時の所属事務所から無期限の謹慎処分を受けました。ですが翌年2月に所属事務所から独立し、個人事務所を設立。同年7月にはファンクラブも設立し、コンサートを開催するなど着実に活動の幅を広げていました。3月28日放送の『ザ・共通点!』(フジテレビ系)でも地上波復帰を果たしたばかりだっただけに、事件の背景には一体何があったのか真相の究明が待たれます」(スポーツ紙記者) 再び掴んだチャンスを、またも自ら手放してしまうのだろうか。