メモリー紛失の小学校講師を戒告=長崎県教委

メモリー紛失の小学校講師を戒告=長崎県教委
2009年09月30日11時10分 時事通信

 長崎県教育委員会は29日、児童の個人情報を保存したUSBメモリーを紛失したとして、同県西彼杵郡の町立小学校勤務の女性講師(27)を戒告処分とした。USBには担任する児童34人分の成績や、氏名、住所、電話番号などを保存していた。USBは見つかっていない。
 県教委によると、この講師は7月12日に実施された他県の教員採用試験を受験。10日に勤務先から他県に移動した際にUSBを持ち出し、12日から13日にかけて紛失したとみられる。勤務先の町教委は情報取り扱い要項で、職務情報を保存したUSBを学校から持ち出す際は、校長の許可を得るよう定めていたが、講師は許可を得ておらず「飛行機に間に合うため、慌ててUSBをかばんに入れてしまった」と話しているという。(了)

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