駅構内で中学生の体を触ったとして千葉県児童相談所職員が逮捕された事件で、千葉県警船橋署は8日、女性の部屋に侵入したとして、住居侵入の疑いで、この職員の伊藤伸矢容疑者(31)=千葉県市川市市川南3=を再逮捕した。同署によると「私のスマホに証拠画像が残っているため、私がやったと認めます」と容疑を認めている。現在は船橋市職員。 再逮捕容疑は昨年10月24日午後7時40分ごろ、会社員の女性(23)=千葉県内=の部屋に侵入した疑い。 同署によると「性的な興味、関心があり、女性の暮らしている様子を知りたくなった」とも供述しているという。 容疑者は先月28日、船橋市の駅構内のエスカレーターで中学生の体を触ったとして、不同意わいせつの疑いで現行犯逮捕された。押収した容疑者のスマートフォンなどの解析で、女性の部屋の画像などが出てきたことから今回の容疑が浮上した。同署は部屋への侵入方法などを詳しく調べている。 容疑者は船橋市児童相談所開設準備課から県市川児童相談所に派遣されていた。一連の事件を受けて、派遣は終了。今月1日付で、船橋市人事課付になった。 千葉地検は8日、不同意わいせつ容疑について、処分を保留にした。捜査は継続している。