飲酒運転教諭を懲戒免職/岡山市教委
2009年10月22日 朝日新聞
飲酒運転で自損事故を起こしたとして、岡山市教委は21日、福田中学(同市南区山田)の武田研吾教諭(50)=同市中区門田本町1丁目=を懲戒免職処分にしたと発表した。
市教委によると、教諭は8日午後5時半ごろ乗用車で同校を出た後、コンビニエンスストアの駐車場や飲食店など5カ所で飲酒を繰り返し、午後10時過ぎ、同市北区京橋を走行中に路面電車の鉄柱に衝突。警察に通報しないまま一時現場を離れたという。
その後、教諭は現場に戻ったところで岡山中央署員から呼気検査を受け、酒気帯び運転に当たるアルコールが検知された。教諭は翌日、校長に事故を報告し、自宅謹慎していた。車内には紙パック入り焼酎が買い置きされていたといい、教諭は「魔が差したとしか言えない。事故現場を離れたのは、車内にあった携帯電話が見つからず、公衆電話を探していたためだった」と話しているという。(宮武努)