同僚の自衛官に性的暴行を加えたとして、陸上幕僚監部は10日、警務隊が愛知県春日井市の第10施設大隊に所属する2等陸曹、立藤功一容疑者（46）を不同意性交等の疑いで逮捕したと発表した。容疑を否認しているという。 逮捕容疑は2024年5月29日午後10時40分～11時ごろ、京都府精華町の祝園分屯地内の宿舎で、自衛官の体を触るなど性的暴行をしたとしている。 同部によると、2人は同じ大隊の所属で、当時は臨時勤務員として祝園分屯地を訪れていた。同年9月、自衛官から相談を受けた別の隊員の報告で被害が発覚したという。自衛官の性別などについては「プライバシー保護の観点から回答を差し控える」としている。【丘絢太】