酒気帯び元教諭不起訴区検「違反軽微、再犯恐れ低い」
2009年11月5日 読売新聞
甲府区検は4日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された甲州市塩山上於曽、県立かえで支援学校の厚芝勘二元教諭(45)について、不起訴(起訴猶予)としたと発表した。区検は「違反の程度は極めて軽微。非常にまじめな人柄で、再犯の恐れが低い」と理由を説明している。
厚芝元教諭は8月5日朝、甲州市塩山上於曽の交差点で、市立中2年の男子生徒の自転車と出合い頭に衝突する事故を起こした。事故現場で、基準値以上のアルコールが検知され、元教諭は現行犯逮捕されたが、翌日に処分保留で釈放された。
県教委は、飲酒運転で摘発された職員は原則、懲戒免職とする規定に基づき、同月12日、厚芝元教諭を懲戒免職処分とした。
これに対し、厚芝元教諭は10月5日、「約8時間の睡眠を取った後の運転で、アルコールが残っているという自覚はなかった」として県人事委員会に不服を申し立てている。事故の相手の中学生の保護者も、寛大な処分を求める上申書を県教委に提出。同月28日には処分の見直しを求める支援者らが、県人事委員会に処分の見直しを求めて嘆願書と1万6733人分の署名簿を提出している。