ウィーザーのベーシスト、スコット・シュライナーの妻が現地時間2025年4月8日にロサンゼルス市警の警官と奇妙な衝突を起こし、命に別状のない怪我を負った。同バンドは、12日に【コーチェラ】でのパフォーマンスが予定されておりその動向が注目されていたが、米ビルボードに語った関係者によると出演はキャンセルされていない。 火曜日に米ロサンゼルス近郊のイーグル・ロック地区で起きた騒動にもかかわらず、今週土曜日にモハベ・テントで行われるウィーザーの午後3時10分からのセットについて予定に変更はないという。報道によると、2005年よりスコットと結婚しているベストセラー作家のジリアン・ローレン・シュライナーが、近くのひき逃げ事件の容疑者を探していたロス市警の警官たちに銃を向けたとして警察に撃たれ、殺人未遂の容疑で逮捕された。ウィーザーが事件後もフェスティバルに出演するというニュースを最初に報じたのは米ハリウッド・リポーターだった。 警察との衝突がなぜシュライナーの裏庭で起こったのかは不明だ。ロス市警によると彼女はひき逃げ事件に関与しておらず、現場に駆けつけた警察から武器を捨てろと何度も言われていた。ロス市警のミーガン・アギラー刑事は9日夜の記者会見で報道陣に対し、「残念ながら、警官が関与する発砲事件となってしまいました」と語った。シュライナーは最終的に警察に投降し、殺人未遂の容疑で起訴された。彼女は現在、100万ドル(約1,440万円)の保釈金で釈放されている。 スコット・シュライナーは、2001年よりウィーザーのベーシストを務めている。同バンドは5日のサプライズ発表まで【コーチェラ】のラインナップに加えられておらず、その発表では、エド・シーランが【コーチェラ】ウィークエンド2に出演するというニュースも含まれていた。