広末涼子容疑者 解放された喜びの一方で…自らを追い詰めた「社長」と「歌手」の重圧

8日に傷害の疑いで逮捕された女優の広末涼子容疑者(44)が出演予定だった大分市での音楽イベント「2025年国際協同組合年記念事業『いのちのうた』」(6月8日)が中止となったことが11日、分かった。主催のこくみん共済coopが公式サイトで発表した。 同イベントはホンジャマカの石塚英彦や歌手のウルフルケイスケらも出演が予定され、広末はゲストとして出演するはずだった。同サイトでは中止の理由について「諸般の事情」として謝罪した。 広末容疑者は7日に乗用車を運転中、静岡県の粟ヶ岳トンネル内で大型トレーラーに追突する事故を起こし、搬送先の病院で看護師に暴行を加えたとして逮捕され、送検された。 4月頭から奈良県内で主演映画のロケに参加し、事故は撮影現場から車で東京へ帰る途中に起きたとみられる。2023年の不倫騒動を経て24年2月に独立。現在は個人事務所の代表を務めているとはいえ、トップ女優が自らハンドルを握って運転していたことも驚きをもって受け止められている。 広末容疑者は不倫騒動以来約2年ぶりのキー局出演となった3月28日放送「ザ・共通テン!」(フジテレビ系)で社長業の苦労を明かし「今、自分のブランディングもちょっとよく分からなくなってる」と苦悩を吐露。社長、女優、歌手、母親と多くの役割を担っており、多忙を極めていた。 特に目立っていたのが、歌手活動だ。昨年12月に25年ぶりの単独ライブを行い、3月29、30日に台湾最大級の音楽フェスに参加したばかりだった。歌手となると、のどをいたわるなど女優とは違う部分で神経を使わなければならない。不倫騒動が起きるまでは女優業が中心だっただけに、今になって一体ナゼ歌手活動を活発化させたのか。 「歌手として音楽イベントなどの出演を主催者サイドと話し合っている際、広末さんは前の事務所では『音楽活動をしたいと言っても(事務所の方針で)ずっとできなかった』などと恨み節のように明かしてきた。多忙の中で、のどの不調や練習時間の不足に悩んでいたが、それでも歌手活動にはすごくこだわっていた」(音楽関係者) 「テレ東音楽祭2019」(テレビ東京系)の司会を務めた際、若いころの自身の歌は「絶対に歌わない」と言っていたが、歌手活動再開後は解禁。台湾のフェスでも、2ndシングル曲「大スキ!」を高音に苦しみながらも熱唱した。 歌手活動の重圧も自身を追いつめていたのかもしれない。

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