TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・午前9時54分)は13日、俳優の広末涼子容疑者が8日に静岡県内で交通事故後に搬送された病院で看護師に暴行して傷害の疑いで逮捕されたことを伝えた。 事件を受け、所属事務所は芸能活動の自粛を発表。広末容疑者は10日に傷害容疑での拘留が決定、さらに逮捕容疑ではない危険運転傷害容疑で家宅捜索が行われたことを番組は伝えた。 スタジオには“リーゼント刑事”こと元徳島県警捜査第一課警部の秋山博康氏が出演し今回の事件を解説した。 コメンテーターとして出演したAIエンジニアの安野貴博氏は、今回の事件で気になることとして「一連の報道を見ていて、どんどん取り調べの時の様子とか。今から家宅捜索しますって話とかが報道で出てくるなって思ってまして」とし「警察ってこういう情報隠さず、どんどん伝えちゃうもんなんですか?って疑問に思いました」と秋山氏に尋ねた。 秋山氏は「国民には知る権利がある。だから警察も事案に広報がやるんです。著名人とか芸能人は区別はしないんです。ただ基本的に逮捕事案については警察から広報します。任意捜査とか在宅捜査は広報しないんです」と解説した。 続けて「今回は、広末涼子さんという有名人ですから各局のマスコミが過熱しているわけです。どんどんどんどん県警に取材の申込みがある。それに対して答える。だから広報が広がった。しかし、後々にもし裁判があるんであれば裁判で支障のある内容は言わないのは原則です。本件は危険運転傷害罪、懲役15年以下の重大な事件です。だから警察も真剣に徹底的な捜査をやっていくと思います」と解説していた。