和田アキ子 逮捕で主演映画“お蔵入り”の広末涼子容疑者「脇が甘い、プロ意識が足りないと思う」

歌手の和田アキ子(75)が12日、TBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。静岡県島田市の市立総合医療センターで看護師を蹴るなどしてケガを負わせたとして、傷害容疑で8日に静岡県警掛川署に現行犯逮捕された女優の広末涼子容疑者(44)の、主演映画が“お蔵入り”したことについてコメントした。 広末涼子容疑者の7日の交通事故は、主演映画の撮影で訪れていた奈良市から都内に戻る途中で起きていた。8日に傷害の疑いで現行犯逮捕されたことを受け、製作側が「映画の製作を続けるのはもう難しい」と関係者に伝えている。 映画関係者によると、今作は奈良市が舞台で、骨髄バンクをテーマにした作品。「今年秋から来年春にかけて公開予定で、広末さんの女優復帰作として大々的にPRするつもりだった」という。撮影は今月に入ってから始まっており、奈良市内をメインに都内ロケも含めて約2~3週間にわたって行われる予定だった。事故を起こした7日も奈良市内で撮影が行われており、広末容疑者も参加していたとみられる。関係者は現場での様子について「テンションの浮き沈みが激しく、周囲が戸惑うこともあった」と話している。 また、関係者は「撮影日程が広末さんの精神状態で大幅に変更されることがあった。現場には相当負担がかかっていたのではないか」と明かした。監督とも方向性や意見の違いから衝突することがあり、監督は「俺はもう降りる」と話していたという。 在阪のテレビ局関係者は「何があったか分からないが、助監督が急きょ離脱したと聞いた。製作側から代役がいないかと依頼があった」と明かした。助監督は演出補助などのほか、出演者のケアも担う立場。関係者は「スケジュールが急に変われば演者のケアも大変になる。助監督の心労は多かったと思います」と指摘した。 これについて和田は「まあ演ずる人はその役になりきったりするっていうことで、その間本人になりきる、まあどういう役なのか分かりませんけれども。っていうこともあるから、アップダウンはあると思うけれども」としながらも、「映画とかって皆で作るものだから、奈良市も凄い協力したと思うし、ましてや骨髄バンクって結構シビアなテーマじゃないですか。そうするといろんな方に、病院関係の方とかね、お世話になった人に不義理をして…」と語った。 「言っちゃ悪いけど、そんなに仕事してなかったわけじゃない」とも語ると、「で割と今話題になってきたんだから、大事にするべきよね」と明言。「やっぱりちょっと脇が甘い、プロ意識が足りないと思う」と言い切った。 現場での広末容疑者の振る舞いについては「これ、全て本当かどうかは分かりませんけれども、もしそうだとしたらその状態で遠くへ向かって車を運転するっていうのは、もっと危ないですね。そんな情緒不安定。だからお互いにイライラしているだろうしね」と話した。

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