熊本県立大職員 USB盗まれる 個人情報336人分
2009年12月9日7時7分配信 西日本新聞
熊本県立大(熊本市)は8日、40代の総務課の男性職員が、全教職員の電話番号や臨時職員採用試験の応募者名や結果など336人分の個人情報が入った簡易記録媒体(USBメモリー)を盗まれた、と発表した。同大によると、個人情報が悪用された報告はないが、職員は内規を破って個人情報を持ち出しており、処分を検討している。
同大によると、職員は勤務後の1日夜、同県菊陽町のパチンコ店に入った。駐車場に戻ると、助手席からUSBメモリー入りのかばんを盗まれていた。車はロックが解除され、窓に傷が付いていたといい、職員は県警に被害届を出した。職員はメモリーを資料作成のため11月27日から自宅に持ち帰っていたという。
メモリーにあった情報は、2008、09年度の臨時職員採用試験に応募した70人の氏名や電話番号、試験の点数▽理事長や学長が年賀状を出す52人の氏名と住所▽全教職員133人の氏名や電話番号‐など。
=2009/12/09付 西日本新聞朝刊=