伐採実習中の事故で県立農林高教諭に罰金 佐賀
2009.12.29 22:37 産経新聞
佐賀県は29日、県立伊万里農林高校の男性教諭(54)が、実習時の事故で生徒にけがをさせたとして、業務上過失傷害罪で伊万里簡裁から罰金30万円の略式命令を受けたと発表した。
県によると、男性教諭は平成18年12月の伐採実習で、木をロープで引っ張っていたグループ8人に逃げ方を十分指導しなかった。このため、当時1年の男子生徒が倒れた木の下敷きになり、腰の骨を折るなどした。県教育委員会は「深く反省するとともに、今後は安全管理に万全を期す」とコメントした。