生徒39人の家庭調査票盗難 中学教諭、パチンコ店で…広島・福山

生徒39人の家庭調査票盗難 中学教諭、パチンコ店で…広島・福山
2010年2月16日 読売新聞

 広島県福山市教委は15日、同市御幸町の市立幸千中(下野茂治校長)の男性教諭(45)がパチンコ店の駐車場で車上荒らしに遭い、3年生39人の氏名や住所、家族構成などが書かれた家庭調査票と、1人分のテスト用紙、学校の鍵などが盗まれたと発表した。2次被害の報告はないという。福山北署は窃盗事件として捜査している。

 市教委によると、男性教諭は、勤務後の13日午後5時10分頃、軽ワゴン車で同市神辺町のパチンコ店に立ち寄り、約1時間後、駐車場に止めていた車の鍵が壊され、助手席に置いていたスポーツバッグが無くなっていることに気付いた。

 バッグには、生徒39人の家庭調査票と、数学のテスト用紙1枚、180人分の生徒会委員会名簿、学校の鍵3本、職員室などの解錠用ICカードなどが入っていた。男性教諭は福山北署に被害届を提出。同校は盗まれた鍵を取り換えるなどし、14日には生徒の保護者に事情を説明したという。

 福山市では、2007年12月、市立山手小の教諭が通知表などを学外へ持ち出して紛失して以降、市教委が個人情報の管理強化を指導。家庭調査票は、校長の許可がなければ持ち出せない決まりだったが、幸千中の男性教諭は「緊急時の連絡に備え、無許可で持ち歩いていた」と話している。

 同市では、08年12月に市立湯田小で教諭が個人情報の入ったメモリースティックを紛失。09年2月にも市立誠之中の教諭がUSBメモリーを紛失し、後日校内で見つかるなど個人情報の管理ミスが相次いでおり、高橋和男教育長は「再三の指導が徹底されていない証で、誠に申し訳ない」とコメント。市教委は再発防止を図るため19日、市役所で臨時園長校長会議を開く。

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