九産大教授 学生に暴言 減給処分

九産大教授 学生に暴言 減給処分
2010年2月27日7時7分配信 西日本新聞

 九州産業大(福岡市東区)は26日、学生に「死ね」などと暴言を吐くアカハラ(アカデミックハラスメント)を繰り返したとして、芸術学部の60代男性教授を同日付で減給半日の懲戒処分にしたと発表した。

 同大によると、教授は2008年11月ごろから約1年間、研究室などで担当する複数の男子学生に「おまえたちはしょうもない」「アホ」などの不適切な発言を繰り返した。

 学生5人が昨年12月上旬、大学に「もう先生に会いたくない」などとする苦情申立書を提出、大学が調査していた。

 同大の聞き取り調査に対し教授は「そんなことは言ったことはない」と申し立て内容の一部を否定。一方で「〓咤(しった)激励のつもりだったが、少し強く言いすぎた」と反省もしているという。現在、学生たちの担当は別の教授に変更されている。

※文中の〓は「口へん」に「七」

=2010/02/27付 西日本新聞朝刊=

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