北教組事件 小林議員の陣営幹部に有罪
2010年6月9日13時43分配信 産経新聞
民主党の小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=陣営が北海道教職員組合(北教組)から違法献金を受けたとされる事件で、政治資金規正法違反(企業・団体献金の禁止)の罪に問われた陣営の元経理担当で自治労北海道財政局長、木村美智留被告(46)の判決公判が9日、札幌地裁で開かれた。辻川靖夫裁判長は禁固6月、執行猶予3年(求刑禁固6月)を言い渡した。
判決によると、小林氏陣営は平成20年9月、選対事務所を開設したが、解散・衆院選が行われなかったことから財政が困窮。木村被告は同年12月〜昨年5月、3回にわたり北教組委員長(故人)から計1200万円、同年7月に委員長代理の長田秀樹被告(50)=同罪で起訴=から400万円の提供を受けた。
北教組委員長代理の長田被告と団体としての北教組の判決公判は14日、札幌地裁で開かれる。
小林氏陣営では、選対委員長代行で元連合札幌会長が公選法違反罪に問われ、札幌高裁は1日、懲役2年、執行猶予5年とした1審札幌地裁判決を支持、弁護側の控訴を棄却した。弁護側は上告の方針を示しているが、禁固以上の刑が確定すれば、札幌高検が小林氏の当選無効などを求める行政訴訟を札幌高裁に起こす。