女子生徒に「虐待」、都立高が3か月連絡せず
2010年8月9日14時32分配信 読売新聞
東京都台東区の都立高校で今年4月、1年生の女子生徒が実母から虐待を受けていた疑いがあるのに、高校側が児童相談所や都教育委員会に連絡していなかったことがわかった。
女子生徒は、担任教諭が独断で児童相談所に通告した結果、現在は保護されている。児童虐待防止法は通告義務を定めており、都教委は学校側の対応が不適切だとして事実関係を調査している。
都教委によると、今年4月、生徒が顔などにあざを作った状態で登校してきたのに担任が気づき、校長らに報告した。校長は担任に対して保護者と面談したうえで、しばらく様子を見るように指示した。だが、7月に入り、再び生徒の体にあざが見つかったため、担任は独自に都内の児童相談所に通告。これを受けて、生徒は現在、保護され、里親家庭で暮らしているという。生徒は学校側に「母に暴力を受けた」と説明したという。