解雇の創造学園大元准教授、地位保全申し立て 群馬
産経新聞 2010年10月8日(金)7時57分配信
学校法人堀越学園(高崎市)が運営する創造学園大ソーシャルワーク学部に勤務し、8月末で解雇された元准教授の男性(58)が7日、記者会見を開き、解雇の無効と9月分以降の賃金支払いを求める地位保全の仮処分を前橋地裁高崎支部に申し立てたことを明らかにした。
申し立てでは、元准教授は昨年4月から大学に勤務。地域福祉論を担当していたが、今年8月31日に突然、明確な理由も示されずに解雇を一方的に通知されたとしている。
元准教授は「講義が途中で断ち切られ残念だ。後任者への引き継ぎもさせてもらえなかった。卒業論文に影響する可能性もあり、学生に申し訳ない」と話している。
これに対し、同学園は「就業規則に基づく普通解雇だ。代理人を立てて対応していきたい」(企画管理部)と反論している。