体罰:進修館高教諭がバレー部員3人に暴力 停職1カ月の懲戒処分 /埼玉
毎日新聞 2011年2月23日(水)11時48分配信
県教委は22日、顧問を務める女子バレーボール部の生徒3人を足でけるなどの体罰を加えたとして、県立進修館高校の男性教諭(51)を同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
県教育局によると、教諭は09年7月ごろから10年11月まで、体育館や校外の練習試合会場などで、生徒3人の頭や頬を平手でたたいたり、拳で腹を突くなどしていたという。
3人は計10〜15回体罰を加えられ、3年生の生徒1人は10年7月に右足に軽いけが。教諭は08年と10年に3人とは別の生徒に体罰を加え、県教委から指導措置を受けていた。
教諭は「(生徒が)思うように動いてくれなかった」「早くチームづくりをしたかった」などと説明したという。
また県教委は同日、昨年5月に軽乗用車を運転中、別の軽乗用車と衝突し運転していた男性に2カ月の重傷を負わせたとして、県立特別支援学校の女性養護教諭(25)を減給10分の1(1カ月)の処分にしたと発表した。【西田真季子】
2月23日朝刊