阪大元教授の補助金不正使用:元特任研究員への未払い賃金支払う /大阪
毎日新聞 2011年10月26日(水)12時59分配信
◇教授研究室に勤務
不正経理で解雇された大阪大大学院医学系研究科の元教授(65)=詐欺容疑で書類送検=の研究室に勤務していた元特任研究員の女性(53)に対し、阪大が今月中旬、未払い賃金300万円を支払っていたことがわかった。女性が茨木労働基準監督署に相談して、研究室の勤務簿とは別に、本人が勤務状況のメモをつけており、大学側は未払いを認めた。
阪大によると、女性は07年4月、特任研究員として大学に採用され、同研究室で週20時間勤務していた。その後勤務実態はほとんど変わらなかったが、09年6月以降の雇用契約が、週2、3時間勤務に変わっており、賃金は実態を無視して減らされていた。
労基署は7月、阪大に調査をするよう指導。阪大が女性や同僚に聞き取りを実施して未払い賃金があることがわかった。【熊谷豪】
10月26日朝刊