体罰報告書:学校名と校長名、神戸市教委も公開 /兵庫
毎日新聞 2011年11月17日(木)14時17分配信
神戸市教委は学校内で起きた体罰の報告書について、これまで非公開としていた学校名と校長名などを公開することを決めた。今年2月に大阪高裁で公開を命じる判決が出たことを受け、県教委も同月に公開を決めており、足並みをそろえる形を取った。
同市教委教育企画課によると、被害児童・生徒と加害教員の個人情報以外はすべて公開する。加害教員の職務内容などを記した校務文書も含まれる。
報告書の公開を巡っては、神戸大大学院の教授らが県教委の非公開処分の取り消しを求める訴訟を3回起こしている。今年2月の大阪高裁判決は「開示が妥当」との判断を示し、県教委はプライバシーの部分以外の公開を決めた。
県内各市町教委は県教委の判断に基づき、学校名と校長名の公表を始めたが、政令市の神戸市のみが非公開だった。そのため、教授は今年7月に同市教委にも公開を申し入れた。同市教委は10月末に「情報公開の趣旨により適している」として学校名と校長名の公開を決定した。【米山淳】
〔神戸版〕
11月17日朝刊