熊本の高校教諭体罰:市教委が処分 必由館高教諭と校長を文書訓告 /熊本
毎日新聞 2011年11月18日(金)15時8分配信
◇生徒たたきけが
熊本市坪井の市立必由館高で9月、女性教諭が女子生徒をたたいて鼓膜を傷つけるけがをさせた問題で、市教委は17日、教諭と男性校長を文書訓告処分にした。
教諭は9月9日の家庭科の授業中、生徒が提出した課題について注意しようとたたいたところ、左耳の鼓膜に少し傷が入った。教諭はすぐに謝罪して治療費も支払ったが、同校は2カ月近く市教委に報告していなかった。
市教委は「不適切な指導であることは間違いないが、これまでの指導状況やけがの程度などを考慮し、懲戒処分には至らないと判断した」としている。
11月18日朝刊