小学校教諭、酒気帯び運転で正面衝突

小学校教諭、酒気帯び運転で正面衝突
2011年12月31日17時23分 読売新聞

 岩手県警千厩署は30日、同県一関市千厩町、気仙沼市立面瀬小教諭・熊谷拓郎容疑者(25)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。

 発表によると、熊谷容疑者は同日午前4時半頃、一関市千厩町の国道284号で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。対向してきたタクシー運転手の男性(63)の車と正面衝突する事故を起こし、酒気帯び運転が発覚した。男性は軽傷を負った。

 面瀬小などによると、熊谷容疑者は29日夜、気仙沼市内で知人らと飲酒し、その後、仮眠を取って自宅に帰る途中だった。熊谷容疑者は、震災まで気仙沼市に住んでいたが、自宅が被災して4月から一関市に住んでいた。

 同小の熊谷俊一教頭は「ルールを守るよう指導する教諭が酒気帯び運転で逮捕されるなど言語道断。保護者や子どもたちに申し訳ない」と陳謝。市教委の白幡勝美教育長は「誠に遺憾で、市民に対して大変申し訳ない。交通事故防止と安全運転の指導徹底に努める」とコメントした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする